こんにちは!
ジーンズソムリエ&Brandproducer雜賀です。
【第12回 内藤正風家元にお花と人生を教わる会】で春のお花を生けました。
内藤正風家元に《いけばな光風流》を習い始めて一年が経ちました。
一年前は、心の余裕がなく、お部屋にお花を飾る事をすっかり怠っていました。観葉植物を置くだけで満足していました(笑)
今では、季節のお花を飾る事がどれだけ意味があるのか、又、季節や行事を深く知り、楽しむ事も出来る様になりました。
春夏秋冬、日本では様々な行事や風習が言い伝えられています。そんな貴重なお話を、毎回お稽古を通して家元がお話して下さいます。それを日常生活に取り入れて、子供達に語る。
こうして日本の文化を受け継いでいく事が、いけばなを教わって改めて気付いた事です。
それと、もう一つ学ばせて頂いた事があります。
それは、いけばなの《型》というのは、人間でいう《骨格》。その《型》の基礎となるのが〈体〉〈用〉〈留〉の三つです。
左手後ろが〈体〉、右手後ろが〈用〉、左手手前が〈留〉。〈体〉を基本に、それぞれ長さが決まっていきます。
そこに、肉付けしていきます。
生け方が何となく〈人生〉とかぶってくるのは気のせいでしょうか??(笑)
この《骨格》となる〈体〉〈用〉〈留〉部分、これは人として生まれた運命。次にに配られた花の特性を見極める。これが自分の個性や才能。そして、骨格の周りを埋めていく〈埋〉、つまり肉付け部分が、自分の個性や才能を活かすために必要な知識や技術、経験・・・。
なーんて事を思っています!人生とお花を重ね合わせてみて、いろんな事を考え、整理しています。
なんでも手を出してごちゃごちゃしたり、せっかくの個性を活かせてなかったりすると勿体ない!!自分の持ち味をしっかり出せるようにするために、どうすればいいのか?これを見抜くセンスを養う事が必要です。
そう、センスです!!
昨日のお稽古時の作品です!・・・まだまだです。全然納得いっていませーーーん!!(笑)
こちらが帰宅してから生け直した作品です。うーーーんカーネーションの向きが気に入らないので、そこだけ微修正して落ち着きました(笑)
難しい!!でも、ホントに楽しい!!
与えられたお花や枝の特性を活かした生け方を即席で生けていく。これが何とも今後の人生に役立ちそうな気がします♡
今回は、この桜!!この枝ぶりが素敵なので、ここを魅せたいと思いました。
このとってもいい香りのフリージアと
菊・カーネーションの鮮やかなアクセントカラーが春らしくって素敵♡
私は、あまりごちゃごちゃするのが好きではないので、必要最低限しか入れません。だからいつも仕上がりはシンプルです。あ、思考も単純です(笑)
こうして、自分と向き合う時間を大切にしたい。
内藤正風家元!いつも有難うございます!!次回も宜しく御願い致します。