膨張色の着こなし術

お客様から「今年は薄いブルーのジーンズが流行ですか?」とご質問頂きました。

こんにちは!ジーンズソムリエ&Brand producer雑賀です。 先日、お客様よりこんな質問を頂きました。 「今年は薄いブルーのジーンズが流行るそうですが、太って見えませんか?」 確かに、薄い色=膨張色という認識ではあります。 それに対して、黒や寒色系の色を収縮色といいます。   黒い服を着ている時と、白い服を着ている時では、どうしても白い服の方が太って見える。 それは、膨張色と収縮色の持つ特性です。  

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上の図の四角は、確かに少し白の方が大きく見えますよね。   しかし、そんな事気にしてたらファッションを楽しめませんッ!! それに、細く見せる事が全てではありません。 白が持つ、爽やかで清潔感のある印象の方が大切だと思います。 少々、大きく見える事なんて、そんなに気にしなくていいんです。  

膨張色の服を細く見せるテクニック~ジーンズ編~

どーーーーーうしても気になる!少しでも細く見せたいっていう方のために とっておきの裏技をご紹介させて頂きます(o^―^o)   それは、影を作る事! IMG_3039-e1462400251678

 

例えばこんな感じです。 この薄いブルーが今年のトレンドカラーです!「ザ・膨張色」ですね(;^ω^) 膨張色のジーンズを選ぶ時、どうしても細く見せたい方は、パギンスやスキニー等の細身のシルエットを選んで下さい。すると、ジーンズが脚にピッタリ沿うので、立体的(円柱)になり、両端が影になります。 膨張色のワイドパンツを履くと、どうしても平面が多くなるので、ボッテリして見えます。 上図のように、白いシャツの裾がかなりボリュームあっても、フリルが縦に入ることによって縦に影が入るので、ブリュームの割には締まって見えます。 この様に、膨張色のTOPSは、ディテールで影を作っているデザインを選ぶと締まって見えます。フリルやドレープが縦に入るデザインは、ストライプ効果があり、ボリュームがあるので太く見えると思いがちですが、逆に細く見えます。   もっと簡単な方法は、ダメージ加工ジーンズを選ぶことです!!! ダメージ加工ジーンズは、細く見せるのに最適です! もともと、前中心から脇にかけて擦り加工をして色を落とし、立体的に見えるように手を加えているので、脚は超立体的に見えます。   これはピタッとシルエットのパギンス↓

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これは、ダボっとシルエットのBOY FREINDジーンズ↓

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こんなにゆとりのあるシルエットでも、ダメージ加工が入っていれば細見え効果は期待できます!どうですか?ちょっとハードなジーンズとドレープ感のあるエレガントなブラウスのコーデ、素敵ですよね(⌒∇⌒)  

膨張色の服を細く見せるテクニック~ワンピース編~

膨張色のワンピースやスカートの場合も同じ考え方です。

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↑この様に、カーデを肩に掛けて影部分を作ると引き締まります。 それに、ディテール効果も重要!このワンピースの様に中央に縦ドレープがあり、締まって見えます。ツンツルテンのデザインより、ボリュームがあるのに細くみえます。   GWが終われば、もうすぐ夏です! 是非、思い込みや固定概念を打ち破って、いろんなお洋服にチャレンジしてみて下さいね♡ 薄いブルーも怖くない!きっと爽やかなイメージを与える重宝アイテムになりますよ(^▽^)/