タイトルとは全く関係ありませんが・・・
今夜は、旬のセコガニを頂きました。
蟹みそと卵を、とろろご飯にのっけて♡ 冷酒と一緒に食べて気持ちだけ鳥取県にワープ!笑
↓美味しすぎて ピンボケ~
厳しい品質検査基準
カケンとボーケン
テキスタイル担当は、一点サンプル検討会までに決定素材の品質検査データを取ります。
展示会に使う糸や生地・製品に施すプリントや刺繍は、通常「品質検査」というあらゆる種類の試験をします。そこで合格しなければ、展示会に出す事は出来ません。
その検査は、日本科学繊維検査協会(カケン) や ボーケン品質評価機構(ボーケン) という専門の検査機関に依頼します。
検査内容としては、主に、堅牢度といって、白く乾いた生地で擦ったり、濡らした白い生地で擦って染料が着かないか、又、ピリングや破裂、滑脱等の素材自体の強度、後は洗濯方法を決定する為に、手洗いマシーンウォッシャブルでの縮率などを検査します。
この試験結果を1~5級に判定されます。合格基準は会社やブランドによって異なります。
そのデータを元に、品質管理課の担当者と話し合って、合否を決めたり、注意下札や付記用語で消費者に、取り扱う際に注意する点をまとめます。
CORDIERは、高級ミセスブランドだけに、合格基準がとにかく高い!!
それぞれの素材が持つ特性を把握し、試験項目を選定して、検査に出すのはテキスタイル担当の仕事です。
私も、どの素材に何の試験が必要か?を上司のお手伝いを兼ねて勉強し、検査に出しました。
そして・・・
一週間後、検査結果が出ました。隣の課のテキスタイル担当のA先輩がついでに届けてくれたのですが、
<A先輩>
「朝倉ちゃ~ん!あかんわこれ。毛抜け試験1級やわ~。」
<私>
「・・・あ、ありがとうございます。」
ここでご察し頂いた方もいらっしゃると思います。
そう、A先輩は禿だったんです!!
私は思わず隣の席に座ってた超美人な先輩に
<私>
「ひゃひゃひゃ~!!(大爆笑!) もう~あれは反則ですよね~!!! 毛抜け試験1級って自分の事かと思いますよね~!ってか、『おれと一緒や』くらい言ってくれたらいいのに~笑」
<隣の超美人の先輩>
「ひゃひゃひゃ~!!(大爆笑!) もう朝倉ちゃん、面白過ぎ~! ホンマ自分でオチつけろって感じ~笑」
こんな具合に女子トークで一緒に盛り上がってました。
が、その1年後、A先輩と超美人の先輩が結婚しました。。。笑!!
会社って怖い~!
あ、話が脱線しましたが、モール糸はこんな形状のファンシーヤーンです↓
↑ こんな作りになっているのですが、1(押え糸)と3(芯糸)でおさえた2(花糸)が洗濯や摩擦された際に抜け落ちやすいので、その検査をして、4級以上なら合格です。
モール糸を見たら、未だにこの珍事件を思い出してしまうんです (;^ω^)
こんな小ネタに最後までお付き合い頂き、有難うございました(^▽^)/